●県内写真集_加世田_鮫島邸にて
江戸時代、今の加世田市を含む大浦町・笠沙町・坊津町・川辺町の地域が,薩摩藩の一つの行政単位「外城」となりました。その後江戸時代の中ごろ外城は郷と改められ,坊津・川辺を除く地域が加世田郷となりました(天明4・1784年)。この郷の中心になったのが,今の市街地南部にあたる麓集落(ふもと)です。ここには地頭仮屋(じとうかりや)と呼ばれる薩摩藩の出先機関があり,武家屋敷のつづく地方城下町でした。知覧の武家屋敷が有名ですが、加世田の武家屋敷の町並みも歴史を感じさせてくれますよ。その一軒、鮫島さん邸にお伺いしました。


歴史を感じさせる門構えです。


玄関の間には障子が貼ってあり、広い入り口でした。


水が枯れてしまったのが残念ですが
素晴らしい池が作られていました。裏手の山が借景になっています。


町の中とは思えない雰囲気です。近くには島津忠良公を祭る竹田神社がありました。



ひとつばの町と言われるほど、手入れの行き届いた
ひとつばの木がたくさん有ります。抜けるような青空を背景に一枚。

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